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Global Teacher Prizeをご存知ですか?

教育界のノーベル賞と言われる、Global Teacher Prizeをご存知でしょうか。 https://www.globalteacherprize.org/ 6月2日に報告会があり、私も参加してきました。 今年は、世界100か国から3万人の応募があったそうです。finalist10人のひとりとして、日本人の先生が受賞されました。 受賞したのは、京都の小学校の英語教師の正頭英和(しょうとう まさかず)先生です。日本人で3人目となるGlobal Teacher Prizeのfinalistです。 正頭先生は、Global teacher prizeのfinalistになる共通点として以下の3つを挙げていました。 1.一つめは、再現性があること。その先生しかできないような教育ではなく、だれでもどこでもできるような教育であること。 2.二つめは、その先生から教育を受けた生徒の効果や成果が、明確に見えるかたちになっていること。 3.三つめは、その先生の教育が、その先生の属するコミュニティに対してインパクトがあること。また、都市部の学校の先生、ということは関係なく、地方の先生でも受賞されていることを強調されていました。ちなみに、今まで受賞された先生は、東京、米原、京都の先生です。 また3人の共通点として、英語の先生であること。また、3人とも自薦でglobal teacher prizeに応募されていました。 僕は、「グローバルな賞なので、英語ができることが必須だろう」と思っていました。しかし、今年のfinalistの10人には、英語を話せない先生がおふたりいたそうです。その先生はブラジルとアルゼンチンからの先生でした。 以上を聞いて、自分が思っていたこととあまりに違うので驚きました。 昨年、私が心から尊敬する先生を推薦したのですが、残念ながら入賞とはなりませんでした。本当に悔しかったのですが、そもそも賞への考えが違ったのだなと、今は思います。自分は、世界のスーパースターのような先生が受賞すると考えていたのですが、かなり違うようでした。 正頭先生は、授賞式で、100か国のメデイアから取材を受けたそうです。しかし、2か国、取材に来なかった国があるそうです。それは、日本と韓国…正頭先生は、どちらも受験のために偏差値を上げる教育がメインになっている部分が関係しているのかもしれないと、話されていました。